かつてあった「教員免許更新講習」の様子を記録しておこうと思います。

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こんにちは!

これは音楽とは直接は関係がないのですが、以前唐突に始まり、唐突に終了した

教員免許更新制度

について記録を残しておこうと思います。

そして、先生たちって授業だけではなく色々な仕事をしなくてはならなくて大変なんだなーー

と思ってもらってちょっと優しくしてほしいなという思いもあります笑

教員免許を持っている私は、当時旧教員免許と呼ばれるものであったので期限のない免許でした。しかし全員に急遽威厳が設けられることになり、職免は使えたようですが、受講料は自腹で数万円支払って30時間の講習終了テストを受けにいかなければならなくなりました。

そしてとうとう私の順番になり、こちらを更新する為に講習を受けてまいりました!

いつとりに行くかというと、30時間という時間は夏休みに取るしかないということで、みんな夏休みに行っていました。

中学の先生は部活があるので、職免とはいえ土日も夏休みも休めないので一体いつどうやっていけばいいのさって感じでかわいそうでした、、、

私は絶対に夏休みは嫌だったので、なるべく有給を使って授業を受けにいかなくて良いように探して

放送大学のオンライン授業という形をとり、大学に通学しなくてよいプランを選びました。それでもテストは行かなければならなかったので、土日の休みは潰れるし、テスト勉強をしなければならなかったのが本当に大変でした。

ちなみに、公立教員は研修が多く、1〜3年は初任者研修があり、10年目には10年次研修があります。これも結構大変なんですよね。

教員免許更新は10年ごとに設定されたため、10年時研修とこの教員免許更新が被る主任教諭が続出し、現場はそれはそれはあたふたしておりました。

この免許更新の時に免許を失って退職を余儀なくされたベテラン教員が続出したのも今の教員不足を招いたと言われています。

そもそも期限がなかったものに、期限を勝手に設けられ、しかも特に更新日時の通知が来るわけでもなかったので、更新年を勘違いしていて免許を失った人もいます。

まとめて免許失効してしまった教員が現れてから、副校長らに所属教員の免許を把握するように通達が出ていましたが、その時に失った教員の数は数知れず、、、、

教員免許更新

一度とったら、一生モノではなくなってしまった教員免許状。そしてまた唐突に期限がなくなった、、、

私の台は、まだ受けていない人たちをまとめて1番最後の年とする、、、というよくわからない回でした。

なんと、3学年くらいまとめて更新の対象となっております。あわわ。

この免許を使っていない人はともかく

教員免許更新は、現役の教員は免除でもいい気もしていました。

とはいっても、更新しなければいけないものはしないといけないので

迷いましたが、更新することにしました!更新が理由で辞めた人もいます。

30時間をどうさばくか

この更新をするためには、30時間の授業を受ける必要があります。

内容は、必修、選択必修、選択3つ

の、計5つを6時間ずつで30時間となるのです。

しかも受けるだけではなく

それぞれの科目で認定試験に受からなければいけないのです。

中には、一日中バレーボールをして、テストの代わりに試合をする

だとか

講義の後にレポート(感想文を書く程度)

とか

認定試験も含めて全てネット上で完結できる!

なんて講座も開かれていたりします。(割高です、倍額以上でした。足元見てきますよね、、、)

というのもありこの講習の時間をどう使うかということも含めて

自由に講義を取ることができます。

様々な大学でこの講習講座を開講していました。

一部では、生徒数の少なくなった大学を助けるために、教員からお金を払ってもらおうというシステムではないかとも囁かれていて、私もその線は強いなと今でも思っています。

現職の教員は、職免(有給を使わずに通常業務を休める)講座を受けに行くことが可能なので

夏休みなどの時間を使って行くことも可能でした。

ですが、私はそんな時間もないのでネット上で講義を受けられる

放送大学

の講座で30時間受けることにしました。

ネット上で受講できしかも、通いと金額が同じだったので

これだ!と思いました!

せっかくなので、自分の知識を深めたりできるものを選ぼうかと

悩んだのですが

6時間×5日(平日)

つまり、一週間を費やせるわけがなかったので

ネット上で講義を受け、土日どちらか一日で認定試験を受けに行くことにしました。

結果、私的には、放送大学で当たりでした。

金額

1科目あたり6000円

のところが多いですね。

ネット上で完結できるものは、

私が見たものでは

1科目あたり9000円でした。

割高です

放送大学も、通いと同じ1科目6000円でした。

放送大学の講義

放送大学の講義は、講義の最後に3つの番号が出てきます。

それを、ネット上で打ち込む画面で指定された番号を打ち込むと、

受講終了となります。

それを6時間分終えると、1科目クリアになります。

(1時間×6つの講義ではないということです)

しかも、番号が出てくる前に

重要なポイントを3〜4つにまとめて

教えてくれます。

内容を殆ど見ていなくても、

まとめさえ見ていれば

内容を理解することができます。

そして番号を入れる。

明記はしませんので察してください。

かなりの時短です。時短なんてものじゃありません。

試験

実はこの大学、下駄はかせ疑惑がありまして、

恩恵を受けた気がしています(笑)

5割だな、、、と思っていた科目、なんと

A

以上がついていました(笑)

しかも、テスト勉強は、

過去問を、各テストの前に30分ほど読んだ程度

見事に過去問がそのまま出ました。わからない問題も出ましたが、

そこも、王道の消去法でなんとかいけます。

一番共通のワードが多い解答が正解なのです。

とても素直でしょう。

ネットを探せば、過去問を出してくれているブログがありますので

ご参照ください★

私がお世話になったのはこちらです↓

放送大学での教員免許更新講習の報告と修了認定試験の過去問分析
放送大学で教員免許更新講習を受講しての感想と修了認定試験問題の傾向と対策を掲載します。これから放送大学での受講を考えている人の参考になれば嬉しいです。

コチラだけを見て、講義の資料も読まずに合格しました!

とはいえ、現役教員なら少し考えればできる問題ばかりでした

おわりに

せっかく勉強する機会ができたことだしスキルアップもよしただこなすもよし

自分の目的にあった講義をみんな謎に受けた制度でした(笑)

今となっては、謎すぎてよい思い出ですが、2度と教員免許に期限を作らないでほしいなと思いました。

忘れ去られてはいけないこととして、ブログとして残しておきます。

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